夜更かしタイムズ

読めるインキャの生活マガジン

世の中全部広告、フェイク、インスタグラム

 一度冷静になって考えてみて欲しいんですけど、Youtubeの商品レビューってヤバいと思うんですよね。広告をスキップしたらスポンサーから金貰ったYoutuberが商品紹介してんの。2回広告見させられてんの。ヤバくない?小学生に大人気らしいぜこのYoutuber。世の中も末期だよなマジで。

 

 いつからこんな世の中になったんだろうなって。

 

 よく考えたら、Youtuberが有名になるずっと前から、資本主義がカマしてきたぐらいから始まったかもしれないし、何なら社会ってそういうものなんでしょうね。結局世の中広告。自分って奴を他人にどう見せたいかみたいな戦略。商品マーケティング。そういう奴らに限って「本当の自分」みたいなものを大衆にみせるんだぜ?みんなも気をつけてね、尾◯世界観とか。

 

 「イキって周りの目を気にしてるのダサいよね」

 

 お気に入りのEDMを聴いていたら、同級生(男)からそういった小言を聞きまして。素直にムカついた。別に気にしてねぇよって。なんでお前なんかの為なんかにわざわざ趣味を合わせなアカンのじゃボケ。俺は聴き続けるぞ。耳が壊れるまでな。

 

 別にイキって聴いている訳ではないんですよ。少なくとも数年前のEDMシーンはメインストリームではなかった。Youtubeのコメントとか見てたら、日本人だけ如何にもなオタク(東方のアイコン)しかコメントしてない記憶がある。そんなジャンルがいつのまにかバズってパリピだって持て囃されて。小言を言った彼はたまたま知らなかっただけで。イキってると思われるのも仕方ないんですよね。

 

 身の程って弁えるじゃないですか普通。三代目JSBとか西野カナとかそういったものを聴くことが許されないような気がしたんですね当時。「Mステとかでノリノリに歌ってるポップソングなんて聴いちゃいけない」っていう。まぁ今でこそMy Hair Is BadとかSHISHAMOとか聴きますが、未だに西野カナは無理です。ごめんねカナやん、陰キャのトリセツ作って。

 

 みんなそういう所あるんじゃないかと。アイデンティティーなんて、周りの目を気にして作るものじゃないのかと。ファッション。広告。商品マーケティングなんじゃないかと。周りの目を気にせず好きな物を選択している人なんていないと思うんですよね。

 

 小言を言った彼も、明らか陰キャな俺がEDMを聴いていたから違和感を感じたのだろうし、俺だってDQNアニメイトで萌えキャラのグッズを買ってる所を見たら目眩がする。こう見られたいから、こういう性格だから。そういった趣旨で発信していくんでしょうね、人生。

 

 中学校からロックを聴き始めた男の子、原宿でデカいわたあめ食ってるJK、清純派で売りたいアイドルのSNS、女性声優にリプライ送ってるメガネ。

 

「あっ、自分はこれくらいがいいな」

 

そう選択していくんでしょうね。周りと折り合いを付けながら。つまんねーの。全部壊ればいいのに。結局世の中なんて全部広告、フェイク、インスタグラム。

 

おてもと er_0_